こんにちは。Haoです。
今日は、私がシンプルライフを実践する上で心がけている5つのことをまとめてみました。
そもそもシンプルライフとは?ミニマルライフとはどう違うの?
人によって解釈が異なる部分があるかもしれませんが、私はこのように考えています。
・ミニマルライフ:必要最低限のもので暮らす(モノの「数」が重要。モノへの執着を手放すことがゴール)
・シンプルライフ:「好きなもの」や「大切なもの」に囲まれて暮らす(「好き」が重要。モノの多い・少ないは問題ではないけれど、大切なモノ以外を手放していくことで結果としてモノの数は少なくなる)
ちなみに私が「シンプルライフ」を始めたきっかけは、こんまりさんの「ときめくものを残す」という考え方に感銘を受けたこと。
ただ、この時点では「シンプルライフ」という言葉は知らず……ただ「好きなものだけに囲まれた暮らし」がしたいと思っていました。
そしてのちに「その暮らし方は、シンプルライフというのだよ」と教えてくれたのが、Tommyさんの書籍「シンプリスト生活」です。
「偏愛を大切にし、それ以外のなくても困らないモノゴトは潔く手放し、身軽になる暮らし方、生き方」
そうそう、これこれ!と、この文を見つけた瞬間、とても嬉しかったのを覚えています。
大切にしていること#01:自分の心に正直に
私の場合、「自分の気持ち」をないがしろにしてたなと思うことが多く、おそらくその反動で「ときめきを大切にすること」や「好きなものに囲まれた暮らし」に惹かれたのだと気づきました。
なので、「自分の心にシンプルに従う暮らし」を心がけています。
もっと具体的に言うと、
・遠慮したり、空気を読んだりして「好きじゃないもの」を選ばない
・本当は嫌なのに、「いいよ」と言わない(「No」をちゃんと言えるように!)
・思ったことは、相手に伝える(伝え方はちゃんと考えた上で)
・やりたいと思ったことに対し、さまざまな理由をつけて諦めない
などなど。
大切にしていること#02:余裕を持つ
余裕がなくなると、そこからどんどんバランスを崩して自暴自棄になりがち。
だから、時間的余裕、金銭的余裕、精神的余裕など、あらゆる余裕を持つことを大切にしています。
時間的余裕は、スケジュールを詰め込みすぎないこと。
特に仕事の予定は1日6時間以内にしています。
金銭的余裕は、不要なものを買わず、本当に欲しいものにお金をかけられるようにしておくこと。
そして私はフリーランスなので、病気などで働けなくなってしまった際の備えとして、1年間生活できるだけの貯金を作ったり、就業不能保険などにも加入しています。
(コロナ後遺症の話を聞いて怖くなりました……)
精神的余裕は、正直いろいろと試行錯誤している段階。
ただ、視覚的な余白が心の余裕に結びつきやすいことに気づいたので、すっきりとした空間づくりを心がけています。
というか、普段は整っている部屋が荒れ始めたら、心が疲れてきている合図。
早めに手を打ちます。
大切にしていること#03:「素敵なもの」と「好きなもの」を区別する
世の中は「素敵なもの」で溢れています。
だからこそ、その中で心の底から「好き」と思えるもの、心がときめくものを大切にしていきたいという気持ちが強いです。
この「素敵」と「好き」の区別ってかなり難しいのですが、私の場合、見た瞬間「これだ!」と思ったもの(一目惚れしてしまったもの)は「好き」なもの。
なんとなく「かわいいな〜」というものは「素敵なもの」であることが多いです。
大切にしていること#04:「好き」に縛られない
年齢や経験を重ねていくと「好き」は変わるもの。
子どもの頃から今までを振り返ってみれば「当たり前のこと」だと思うのですが、なぜか「好きなものは変わらないはず」と思い込んでいた過去があります。
そうすると「自分は〇〇が好きなはず」と頭で考えてモノを買うようになって、本当の意味での好きなモノではなく、「好きにならなきゃいけないモノ」が増えていってしまうことに。
だから、今好きなモノ、大切なモノを愛でつつ、新たなモノとの出会いも大切にしていきたいと思っています。
(特に好きなブランドにこだわりすぎず、いろんなブランドの商品を見てみるように心がけています。)
大切にしていること#05:「嫌い」&「苦手」とも向き合う
あれ?「嫌なこと」は手放すんじゃないの?と疑問に思われた方、いますよね…。
気に入らないものを捨てて、嫌なことをやめる。これももちろん大切なこと。
でも、現実的に「手放せない」問題も多いことに気づきました。
例えば、髪のパサつきとうねり。
こちらの記事でも書いたのですが、ドライヤーが本当に嫌いすぎてずっとタオルドライのみだったんです。
そのせいか、コントロールできない髪のパサつきとうねりに悩まされることに。
いっそのこと、坊主にすれば問題解決なのかもしれませんが、それも嫌……。
ならばもう、意を決してとことん向き合うしかありません。
「嫌だ、嫌だ」と文句を言ったり、見て見ぬふりを続けても自分が楽にならないからです。
どの程度なら自分が許容できるのか、どの製品ならあまりストレスなく使えるのか、など「少しでも自分が気持ちよく過ごせるように」考え抜いたことで、ドライヤー嫌いの私でも負担なく使えるドライヤーに出会え、髪のパサつきもだいぶ改善されました。(実はこのドライヤーに出会うまで、アイロンを新しくしたり、シャンプーやオイルを変えてみたりと、色々と寄り道しています……笑)
それで、気づいたんです。
「嫌い」や「苦手」を向き合って自分なりの解決策を見つけられると、自分の気持ちが楽になるだけでなく、自信にも繋がるのだということに。
以来、手放してもうまくいかないものは「とことん向き合う」というスタンスに変えました。
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ここまでお読みいただきありがとうございます。
シンプルライフを実践する上で、何かヒントになれば嬉しいです!