Relife—シンプリストHaoの好きなものに囲まれた暮らし

インテリア・収納をはじめ、ファッション、フリーランスという働き方など、ライフスタイル全般について綴っています。

【シンプルライフ】モノの「数」を制限することよりも大切なこと

こんにちは。Haoです。

私は一箇所に全てのものが集まっている状態が好きなので、洋服はクローゼットにきれいに収まるだけ、と決めています。
数にすると、トップス25〜28着、ボトムス10〜12着、アウター・ワンピース・礼服etc.15着、合計50〜55着です(ハンガーをこの本数に絞っています)。
ちなみにシーズンレスな服が多めなので衣替えはせず、この枚数で1年間過ごしています。

同じく、シューズ類も季節ごとに入れ替えることはせず、玄関にある靴箱に入る8足までと決めていました。が、そのマイルールを破ることにしました。

本日はその決断に至った理由と、私がモノの「数」を制限することよりも大切にしたいことを紹介します。

「シューズ類8足まで」のルールをやめるに至ったきっかけ

ズバリ、この子に出会ってしまったからです(笑)。

先日、PASS THE BATON MARKETという、インテリア・ファッション・食といったさまざまなジャンルの企業・ブランドが参加するデッドストック・規格外品の蚤の市を訪れた時のこと。私の大好きなシューズブランド、Öffen(オッフェン)さんも出店されており、ずっと前から気になっていたこちらのパンプスが売られていたのです!

こちらは私がÖffenに出会った時(2022年春)よりも前に発売されたモデルのようで、通常のポップアップショップやオンラインストアではもう取り扱いがなく、購入を諦めていたのですが、ついに出会えました!しかもこちらのシューズ、撮影サンプル品とのことで通常価格の約1/3のお値段、サイズも39でピッタリ。

正直なところ、必要な靴の数は足りているし、まだまだ履けるものばかりなので、今回は何も買わない予定でした(私の影響でÖffenにハマった家族の付き添いで行きました)。でも……やっと出会えたのだから欲しい、9足になってしまって靴箱だけで収納が完結しなくなってしまってもいいから欲しいという思いが抑えきれずにお迎えしてきてしまいました。

モノの「数」を制限することよりも大切にしたいこと

たまたま自宅の靴箱にきれいに収まる数が「8足」だったため、「シューズ類8足まで」というルールを自分に課していました(靴箱は家族と共用です)。この数字自体にそれ以上の意味はないのですが、持っているものをきちんと把握でき、かつそれなりにオシャレも楽しめる感じで、自分にとっては思いのほかちょうど良い数だったようです。

でも、本当に心惹かれるものをお迎えできるのなら「8足」にこだわる必要はないとも感じていて、実際、数字の面では「8足」→「9足」になることにさほど抵抗はありませんでした。

ただ、やはり靴箱に全部入らないことが引っかかっていて……。「一箇所に全部集まっているのが好き。好きなものたちを全部自分の目の届くところに置いておきたい」という気持ちが強いのだと思います。

靴箱を拡張できれば良いのですが、玄関は共有スペースということもあり難しいため、「アプリ」の力を借りて自分の気持ちを満たすことにしました。
(季節的に履かないものは自室のクローゼットで保管します。)

クローゼットの中身をスマホで見える化できるアプリです。コーデの記録や、洋服の着用頻度やコスパ(購入価格÷着用回数)の記録を取ってみたいと思い、今年の春から使い始めたのですが、ここにシューズ系も加えることにしました。

こんな感じで、自分の持ち物をカタログ化できるのでお気に入りのアプリです。
(ちなみに9足中、5足がÖffenです。)
ただ、登録作業がちょっと手間なのがネック。洋服や持ち物の管理が苦手な方向けというよりかは、むしろ好きな方のほうがハマると思います。

話が少しそれてしまいましたが、9足目となるパンプスをお迎えしたことで、モノの「数」よりも、その「数」の背後にある「自分の気持ち」を大切にしていきたいと再認識できました。

「心惹かれた靴をお迎えしたい」という気持ちも、「一箇所に全部集まっている状態にしておきたい」という気持ちも、自分にとってはどちらも大切なもの。
100%叶えるのは難しくても、どちらの気持ちにも向き合って自分なりの答え(解決策、代替案)を出せたのが嬉しくて、満ち足りた気持ちになれました。

みなさんが決めた「数」の背後には、どんな思いがありますか?
その思いを大切にしつつ、時には自分に課していた「数」のルールを破ってみるのもおもしろいかもしれません。