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【カラーコーディネーター資格取得】IBT試験の実際

こんにちは。Haoです。

本日はカラーコーディネータ試験当日の準備と受験を終えての感想をお伝えいたします。
会場へ行きインターネットに接続されたPCから受験するタイプのテストは受けたことがありましたが(TOEFL iBT)、インターネットを通じて自宅から受験するというのは私も初めてだったので、実際に試験に使う部屋や必要な機器をどのように準備したのかについても詳しくご紹介します。

アドバンスクラスを選んだ理由と、使用教材・学習方法についてはこちら。

事前準備(1週間前までにやったこと)

カラーコーディーネーター検定試験のオフィシャルサイトや申込後にダウンロードできる案内にIBT方式での受験に必要なものや注意事項が書かれているので、こちらに目を通し、準備が必要そうなものを洗い出しました。

必要なもの(公式サイトより)

  • インターネットに接続されたコンピュータ(PC)
    推奨OS:Windows10及びWindows11最新版、MacOS最新版
    → 私はMac miniで受験しました。普段はデュアルディスプレイ(複数のモニター)を使っておりますが、本試験ではNGとのことでしたので、当日の朝にケーブルを外しました。
  • 推奨ブラウザ:GoogleChrome最新版
    → 普段からChromeを使っているのでOK。
  • ネットワーク環境:上り下りともに2Mbps以上の速度
    → これも普段通り(無線LAN)でOKだったので特に何もせず。ただし、申込後にいただいた資料には「インターネット回線が不安定な場合は試験の中断、受験できない場合もあるため有線接続を推奨」とありました。
  • 音声:ヘッドセットの一部ではないコンピュータの内部カメラまたはwebカメラ、ヘッドセットの一部ではないコンピュータの内部または外部のマイク、コンピュータの内部または外部のスピーカー
    → つまりタブレットやスマートフォンをカメラとして使用することや、ヘッドセット・イヤホンの使用は不可ということのようです。私は普段はiPhoneやiPadのカメラをWebカメラとして使っているため、試験前にこちらのWebカメラを購入しました。

    少しお値段は高めですが、見た目が好みだったのと、以前から専用のものが欲しいと思っていたので思い切って購入。
    マイクはMac mini内蔵のものを使用しました。
  • 備品:マウスまたはコンピュータに付属するタッチパッド
    → これも普段使っているものを使用。ちなみにタッチパッドも持っていますが、マウスにしました。

これらの準備が整った時点で、受験環境テストを行いました。使用予定のブラウザ、データ通信、カメラ・マイク、画面共有、サウンド出力に問題がないかをチェックできるものです。

また、上記とは別に本人確認終了後の試験の流れ・受験のイメージなどを確認できる「東商検定IBTサンプル試験」というものが用意されています(あくまでもIBT試験とはどんな感じなのかを知るためのものなので、カラーコーディネーター関係の問題ではありませんでした)。こちらは必須ではありませんが、一度、実際の画面を見ておくと安心できるかと思います。

当日の準備

当日は主に環境面の準備を行いました。受験に使ったのは自室で、上の写真は試験の準備が整った後に撮りました。

不正防止として、試験の実施エリア周辺ある不要なものは全て取り除くように指示があり(申込後にもらえる資料に書かれています)、具体的にはテキストや資料、カレンダー、ポスターなどが挙げられていました。
私の机はL字型なのでとりあえず受験に使う側の机の上はPCなど試験に必要なもののみ、反対側は書籍やファイル、デスクマットなどは撤去しましたが、重すぎるプリンターや机に固定してあるモニター、デスクライトはそのままの状態でしたがOKでした(モニターのみ、白い布をかけました)。

モニターの反対方向の壁に貼ったMarimekkoの布は取り外しが大変なので、こちらもそのままでしたが、特に何も言われませんでした(試験開始前にWebカメラで部屋を360度見せるように言われますが、大丈夫でした)。

あと「音」関係の準備として、Siriが突然起動しないように HomePod miniのケーブルを抜きました(途中のケーブルを固定しているため、机の上に置いたままでしたがこちらも問題ありませんでした)。あと部屋にインターホンの子機があるのですが、こちらも電源をOFFに。

最後に試験で必要なカラーチャートと免許証、スマートフォン(本人確認後、モニター周辺を映すのに使用。試験直前に手の届かない場所へ)を準備。そのほか、注意事項に腕時計、ピアス、ネックレス等は外すように指示があったので、これらも外しました。

あと特に書かれてはいませんでしたが、動作が不安定になるのは避けたかったので試験の前にMacを再起動しておきました。

いよいよ試験本番

受験開始時刻になったら「受験画面を開く」ボタンが押せるようになるので、押して試験担当者を待ちます。その後、本人確認と受験環境の確認が行われ、Webカメラとスマートフォンのカメラを使って、身分証、部屋の中(360度)、机の上、モニター周辺などを見せるよう指示があります。さらに、PC上に不要なファイルが開いていないかの確認も行われます(「強制終了」の画面を出すように言われました)。

試験担当者の方が細かくすべきことを指示してくれるので、その指示に従うだけなのですが、会場受験ではやらないことなのでやや緊張してしまいました。

確認が済むと実際の試験が始まります。本試験の受験を決めた当初は自宅で受けられるなんて気楽でいいなと思っていたのですが、案外カメラでずっと監視(録画?)されている状態というのは気が抜けず、ちょっと視線が横を向いただけで不正行為とみなされてしまうのではないかとヒヤヒヤしっぱなしでした。おかげで試験が終わった後は、肩がカッチコチに(笑)。

あとマウスがDock領域(画面下)やホットコーナー(四隅)に触れるたびに、アイコンが出てきたり、画面が縮小表示になったりと乱れるので、これが不正とみなされないかもヒヤヒヤでした。MacユーザーでDock領域にマウスを持っていくとアプリなどのアイコンが表示されるように設定している方やホットコーナーを活用している方は事前に切っておいた方が、精神衛生上良いかもしれません(特に試験担当者より注意を受けることはありませんでしたが……)。

試験を終えての感想

試験が終了するとすぐに合否が表示されます。
結果は82点。無事に合格できました。

試験自体はインテリアコーディーネーターと比べてライトな感じでしたが、思いのほかIBT方式のための準備や試験中の緊張感で終了後はぐったり。
自宅で受験できるなんて楽でいいかも!と思ったのは軽率でした。

次、もし同様のタイプの試験を受験することがあったら、会場受験を選ぶかもしれません。ただ、コロナ禍でもマスクをせずに試験を受けられた点はよかったと思います。やっぱり、それぞれに一長一短ありますね。

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少し長くなってしまいましたが、ここまでお読みいただきましてありがとうございました。

あくまでも私の実体験になりますが、どの程度まで試験のためにものをどかす必要があるのかな?IBT試験ってどんな感じなのかな?と疑問に思っている方の参考になったら嬉しいです。