Relife—シンプリストHaoの好きなものに囲まれた暮らし

インテリア・収納をはじめ、ファッション、フリーランスという働き方など、ライフスタイル全般について綴っています。

【DIY】傷だらけの壁をなんとかしたい(実行編)

こんにちは。Haoです。
少し日が空いてしまいましたが、ついに傷だらけだった壁が蘇りました!

▼ Before

▼ After(暖かくなってきたため植物は外管理中なので別のものを置いてみました)

細かい失敗はたくさんあるのですが、思っていたよりも綺麗な仕上がりに大満足。
本日は実際にシール壁紙を貼っていく方法を失敗談を交えながらお伝えします。

▼ 【過去記事】壁の補修方法を決めるまで

▼ 【過去記事】壁紙シールの比較、必要量の計算

 

 

ステップ1:下準備

用意したもの

(写真には2本しかありませんが)カモ井 mt CASA FLEECE シール壁紙(コンクリート柄)を3本と、カモ井 mt CASA LINING(下貼り用のマスキングテープ)を1本用意しました。マスキングテープは剥がれてしまっている壁紙部分を補強するためです。

そのほかに、ハサミ、カッター、30cm定規を準備しました。

棚板を外す

本当は全て外した方が張りやすいのですが、棚板を支えている支柱は下地の関係で外してしまうと元に戻すのが難しいため、今回は残した状態で貼っていくことにしました。

ちなみに手前にあるデスクも配線が複雑なため、撤去せずうまく避けながら進めていきます。

ウェットティッシュで壁を拭いてホコリを取る

壁に埃がついている状態だと貼り付きが弱くなってしまうので、ウェットティッシュ(硬く絞った雑巾でもOK)で拭いておきました。

破れている箇所を補強する

先程のmtの下貼り用のマスキングテープで下地となる壁紙が破れている箇所のみを補強しました。
元々は100円ショップで購入した幅広の薄いマスキングテープを貼っていたのですが、そちらと比較するとかなり厚手でしっかりとした質感です。
(これが後に問題となるのですが、この時点では気づかず……。)

ステップ2:1列目を貼る

机が手前にある状態で貼っていくので、予め必要な長さに切ってから貼り付けていきました(ロールのままだと壁と机の隙間から壁紙を通せないため)。

そのままだと長すぎて扱いにくいので、このように内側にくるくる巻いておくと作業しやすかったです。

一番上にコンクリートの継ぎ目の部分がくるように位置を合わせます。
さらに平行に貼れているかをチェック。少しでも曲がっていると、後々の作業に響いてくるので、念入りに確認しました。

ちなみに上の余った部分は後でカッターを軽く滑らせるだけで切れるのでこの時点では気にしなくてOKです。

障害物(棚の支柱)があるところまで来たら、カッターで切れ目を入れながら貼っていきます。

棚受けも硬くてはずせなかったのでそのままです。裏からカッターを当てて切りました。

上の写真を見て勘の良い方はお気づきになったと思いますが、1列目から早速やらかしました。
思ったよりも支柱の長さが短く、切りすぎてしまったのです。

やり直そうか少し悩みましたが、「ここのコンクリートにはヒビが入っている」と思い込むことにしました!

最初はショックでしたが、仕上がってみるとあまり目立たないのでこの程度のミスなら気にせず進めて大丈夫です。

ステップ3:2〜4列目を貼る

1列目と同様に、予め必要分を切り出してから貼っていきました。
2〜4列目は最初の位置合わせさえしっかりできれば、支柱もないので貼りやすいはず!

と、油断していたら、また問題発生。

壁紙の補強用に貼った下地が透けて見えてしまっています。
せっかくだから……と壁紙と一緒に購入した下地用のマスキングテープが仇となってしまいました。

比較用に撮ってみました。
上がmtの下地用マスキングテープ、下が100円ショップの幅広マスキングテープです。

mtのマステは下地の白がかなり強い(透け感がない)ので、上から貼る壁紙によっては発色が良くなる一方、このように部分貼りには向いていないようです。

ということで、mtの下地用マステは全て剥がして100円ショップのものに貼り替えました。

2列目を貼り終えたところ。

そしてこちらは4列目まで貼り終えたところです。一気に雰囲気が変わりました。

ステップ4:5列目(最終列)を貼る

正直、4列目まででも良いかと思ったのですが、窓までコンクリートが続いていた方が自然な感じになるため、幅にするとわずか10cmほどですがもう一列貼ることにしました。

そのままでは扱いにくいので半分の幅に切ってから作業をすることに。

5列目も1列目と同様に支柱があって貼りにくいのですが、ちょうど片側のみだったのでサクサクと進みました。

余った不要な部分は定規とカッターで切り落とします。軽く当てるだけで切れます。
(力を入れすぎると下地の壁紙まで切れてしまうので注意してください)

窓枠の折り返し部分はこのように少し残してカットしました。
見栄え的にこの方が正面からみた時にキレイに見えると思ったからです。
(ちなみにこの部分にはローマンシェードがあるので、実際には見えません。)

もう少しで完成!というところまできましたが、最後の最後で気を抜いてしまいました。

またしても切る位置をミスりました。しかもガタガタ……。
窓枠の下なのであまり目立たないとはいえ、ショックです。

仕方がないので端材(あまり)を下に貼ってカモフラージュしてみました。
上から継ぎ足しするよりかは、この方が目立たないはず……。

仕上がりはこんな感じになりました。
2重になっている部分の色が少し濃くなってしまいましたが、窓枠の下で影になっている風(?)でそこまで違和感はありません。

完成です!
部分的に失敗してしまった箇所はありましたが、全体としての仕上がりはこのように綺麗になりました。

コンクリート風壁紙シールの良いところ・注意点

私は「コンクリートの壁」が好きでこちらの柄をチョイスしたのですが、途中カットミスがあったものの、机を動かしたり支柱を外したりせずにここまでキレイに仕上がったのは、コンクリートの「ラフさ」のおかげだと思います。
細かな柄合わせが必須の花柄や、アラが目立ちやすい無地だったら難しかったはず。
大掛かりなことはしたくないけれど、壁の傷を隠したいorアクセントクロスを貼りたいという方には、コンクリート柄、かなりおすすめです!

mtのシール壁紙は厚手でしっかりしているので、元の壁紙の模様(凹凸)が浮き出てくることもありません。ただ、私が補修で使ったマスキングテープのように、裏地(元の壁紙etc.)に色の差がある場合は、目立つかもしれないので要注意です。
(本来はそのような裏地の色ムラをなくすためのマスキングテープなので、全体に貼れば仕上がりが良くなるとは思いますが、ちょっと気が遠くなりそう……)

▼ 今回のDIYで使用した壁紙シール