Relife—シンプリストHaoの好きなものに囲まれた暮らし

インテリア・収納をはじめ、ファッション、フリーランスという働き方など、ライフスタイル全般について綴っています。

ウエストがきついパンツのゴムを伸ばす

こんにちは。Haoです。

履けないわけではないけれど、ウエストのゴムがきつめで手が伸びなくなってしまったパンツがありました(後ろ側がゴムです)。

裾のみにプリーツがかかっている珍しいデザインなので手放すのは惜しく、何とか快適に着られる方法を探してみたところ、ありました!
アイロンで熱を加えるとゴムが劣化して緩くなる、という方法です。

www.kyokukoh.co.jp

この情報の発信者さんがゴムの作り手ということに、ちょっと笑ってしまいましたが、早速こちらの情報を参考にさせてもらい、やってみることにしました。

とはいっても、私の手元にあるのは「衣類スチーマー」と「ヘアアイロン」。
一般的なアイロンは普段使わないので持っていません。

だいぶ自己流になってしまいましたが、この2つでも何とか無事に伸ばすことができたのでその方法をご紹介したいと思います。

 

 

 

1. 「素材」と「取扱い絵表示」を確認する

今回私がウエストを伸ばしたかったパンツは、「ポリエステル 95%、ポリウレタン5%」で、アイロンは「低温(〜110℃)」なら可能との表示がありました。

極興ゴム製作所さんのサイトだと、「化学繊維は熱による変化が出ることがある」ので向いていないとの記載がありましたが、一応低温であれば大丈夫そうなのでいけると判断しました。(アイロンがNGだったらやめておいた方が良さそうです。)

そして比較のため、長さを測っておきました。約34cmです。

2. まずは衣類スチーマーで試してみた

「衣類スチーマー」と「ヘアアイロン」、どちらを使うか悩んだのですが、温度的に衣類スチーマーの方が低そうな気がしたので「衣類スチーマー」から試してみることにしました。

まずは、パンツを裏返しにし、ゴムを伸ばした状態で固定します。私はパンツハンガーを使いました。下に敷いてあるものは、衣類スチーマー用のミトンです。

上からさらに当て布代わりの布巾も一緒に留めて、衣類スチーマーを押し当てていきました。

時々、布巾をめくって生地の状態を確認しながら進めましたが、特に異変は見られず一安心。

開始から5分くらい経ったところで一旦ストップして確認したところ1cm伸びて35cmになりました。

極興ゴム製作所さんのサイトによると「15〜20分が目安」とのことなので、おそらくこのまま続けていけばもっと伸びる気がします。ただ、スチーマーなのでスチームの量が半端なく、テーブルに水が溜まってきてしまったため中止。

3. ヘアアイロンではどうだろう?

せっかくなのでヘアアイロンの場合どのくらい伸びるかも試してみることにしました。

固定に使ったのは、無印良品のやわらかポリエチレンケース。本当はもう少し固いものが良かったのですが、ちょうど良いものがなかったのでこちらで代用しました。

ヘアアイロンは140℃に設定(これが最低温度でした)。アイロン表示で推奨されている温度(110℃まで)よりも高めなのでちょっとドキドキ。

こんな感じでゆっくりと左右に動かしてかけていきました。途中で、当て布をめくって確認しましたが、焦げたり溶けたりはなく一安心。

こちらもスチーマーと同じく5分くらいかけたところで一旦外して、長さを確認しました。

結果は37cm。ヘアアイロンだけで+2cm伸びました。最初の状態(34cm)からだと合計3cmの伸びです。

ここで試着してみたところ、以前よりも緩くなったのを実感できたので一旦ここで終了としました。
もし、長時間履いてみてまだキツさが気になる(ゴムの跡が残って痒くなる)ようなら再度伸ばしたいと思います。

 

ということで、アイロンの代わりに「衣類スチーマー」や「ヘアアイロン」でもちゃんと伸ばせることが判明しました!個人的にはヘアアイロンの方が水浸しにならないので扱いやすかったです。