Relife—シンプリストHaoの好きなものに囲まれた暮らし

インテリア・収納をはじめ、ファッション、フリーランスという働き方など、ライフスタイル全般について綴っています。

【DIY】傷だらけの壁をなんとかしたい(準備編)

こんにちは。Haoです。

今日は少し日が空いてしまいましたが、こちらの記事でお話ししていた、傷だらけの壁を蘇らせる計画の続きです。

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様々な角度から検討を重ね、今ある壁紙の上から別の壁紙シールなどを貼り付けることに決めて、サンプルを取り寄せてみました。

本日はサンプルの中からどれを選んだのかについてと、必要量の計算方法についてお伝えします。

届いたサンプル

取り寄せたのは、カモ井加工紙のmt CASA FLEECE(シール状になっている壁紙)と「壁紙屋本舗のはがせるパッチワーク壁紙 Hattanのカラーサンプルです。
※mt CASA FLEECEにはサンプルがないため現品をお試し購入

mt CASA FLEECEは、マスキングテープの会社が出している商品なので、つい薄手のものを想像していましたが、かなり厚手でほぼ透けません。
触った感じはマスキングテープに似ていて、すべすべだけれど見た目はマットです。
リメイクシールにありがちな不自然な光沢はなく、高見えする気がします。

一方、Hattanは不織布のような感じです。こちらも思っていたより厚手で、しっかりとしています。

拡大してみた感じです。複数の細かい糸でできているのがわかると思います。

実際に壁に貼ってみた

状態の良い壁紙の上から貼るのであれば、正直どちらも良いと思います。
ただ、今回の下地となる壁紙は破れていたり、シミがあったりと難ありのもの。

それをよりうまくカモフラージュしてくれるのは、mt CASA FLEECEの方でした。
特に写真右側には大きく破れてしまい、凹凸がある箇所がありますが、すごく自然な感じなのです。
これはコンクリート柄だからいうのもあるかと思いますが、「元々、こんな感じだった」と錯覚してしまうくらい違和感がありません。

一方、Hattanは下地のシミや傷を拾いやすいように感じました。また、剥がれた部分をマスキングテープで補修してあるため、そのまま貼ると剥がれてしまいそうなのも気になりました。
(Hattanは裏に乾燥した糊が付いていて、水に浸してから壁に貼るとくっつくという仕組みです。)

ということで、mt CASA FLEECEを使うことに決定!

必要量の計算方法

使いたい素材が決まったところで、必要量を割り出していきます。

1. 貼る壁の面積を割り出す

メジャーで計測してもいいのですが、私はiPhoneの標準アプリ「計測」を使っています。このアプリを使えば、一人でも簡単かつ、かなり正確に測れるのでおすすめです。

計測

計測

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使い方は簡単。測りたいものの始点に中央の白い点を合わせて「+」マークをタップ。
すると始点が固定されるので、測りたい方向にカメラを動かして終点に到達したら再び「+」マークをタップして指定するだけです。

これは幅を測ってみたところ。99cmでした。

次に、高さを測ります。ただ、私の部屋の場合、障害物が多くこの壁では計測が難しかったため、部屋の別の壁を利用しました。

ちなみに、天井と床など、面が変わっている箇所はカメラが自動で認識してくれる仕組みになっています。下の写真のように黄色の線が出た部分で「+」マークをタップすればOKです。

2. 縦リピートの長さを確認する

リピートとは、「同じ柄が繰り返される一定の間隔」のことです。
壁紙を横に並べて貼ったときに、まるで1枚の壁紙かのように見せるには、このリピートの長さを知っておく必要があります(無地の場合やストライプの場合などは、縦リピートを考える必要はありません)。

mt CASA FLEECEの1巻のサイズが230mm幅×5m巻であることは確認できたのですが、縦リピートの長さについては公式サイトを見ても記載がありませんでした。

そこで一旦伸ばして測ってみたところ、約64cmくらいでした。
(これ、コンクリート柄だからできた裏技ですが、花柄など複雑な模様の場合、切れ目を探すのが大変そう……。)

3. 実際に買わなければいけない本数は?

ここまでの情報を元に整理すると下の図のようになりました。

というわけで、今回の場合3巻必要です。
正直いうと、一番右側(窓に近い部分)はたった8cmなので省いてもいいかなとも思うのですが、あった方がキレイに仕上がりそうなのと、必要な本数は変わらないので入れています。

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ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
次はいよいよ、実際に貼っていきたいと思います!