こんにちは。Haoです。
コーデに「抜け感」を作ってくれる白。
胸元やトップスの裾から白をのぞかせるコーデに憧れるものの、上半身厚めの私にはあまり似合わず(トップスは1枚でスッキリと着た方がしっくりくる)……。
白パンツは好きだけれど、それ以外の色のパンツを履きたい時もあり、そんな時にはバッグやシューズで白を取り入れるようにしています。
左は去年お迎えしたバッグ。
肩紐が太いリボン状になっているところに惚れて購入したのですが、実はうまく使いこなせず手に取る機会が少なかったのです。
そこで思い切って手放して、右のバッグをお迎えしました。今日はそのときに考慮したポイントなどをご紹介します。
去年お迎えしたバッグをうまく使いこなせなかった理由
1. 肩紐のピッチが合わない
なんと一番気に入っていたポイントだった肩紐が、残念ながらうまく肩にフィットせず、すぐに肩から滑り落ちてしまうのがストレスに……。
よく見てみると、肩にかけた時に肩紐が肩に沿わず、肩と肩紐の間に隙間があいてしまっていることが発覚。肩紐がバッグに直接縫い付けられているデザインかつ紐が太めなのが、原因のようでした。
斜めがけで使うと違和感がないので、斜めがけ用だったのかもしれません。
2. 革がやや硬め
こちらのバッグの素材は合皮ですが、かなりしっかりとしており、安っぽさは感じません。ただ、なんとなくしっくりこないというか、「仲良くなれない感じ」や「借り物のような感じ」が気になってしまいました。
改めて手持ちの他のバッグを見てみると、見事に礼服用のバッグとお気に入りのラフィアミニトートを除いて、全てが柔らかめ素材のくったりタイプでした。私の場合、このようなハリのあるしっかりタイプよりも、くたっとしたものの方が落ち着くようです。
3. スマホショルダーと併用したい
特に電車に乗って出かけるときはスマホショルダーを使う頻度が高めなので、スマホショルダーと合わせて持つことを考えると肩掛けバッグは使いにくいことに気づきました。コーデのバランス的にも、「全身紐だらけ!」になってしまいます。スマホショルダーには、サブバッグ的にも持てるトートバッグ型が使いやすいです。
これらの反省点を踏まえてお迎えしたバッグ
うまく使いこなせないアイテムには、何らかの理由(好きになれないポイント)があります。せっかくデザインが気に入ってお迎えしたのに使いこなせなかったのは残念ですが、この反省点を活かしてより今の自分がしっくりくるバッグをお迎えしました。
それがこちらのYoung & Olsenの「EMBOSSED LEATHER HAVERSACK S」です。
取り外し可能なナイロン製のショルダーストラップは接続部分が柔軟に動くので肩にもフィットしますし、バッグ本体は柔らかめの本革でできていて、さらにトートバッグとしてもショルダーバッグとしても使える2way仕様。見事に反省点を全てカバーしているバッグに出会えました。
しかも、ショルダーストラップは交換可能なので、別の色と組み合わせても良さそう。
あと、こちらのストラップの付け根部分にロゴが入っているのですが、たまたま私のイニシャルと同じなところも、出会うべくして出会ったバッグのような気がして運命を感じています。
このバッグの気になったところ
前のバッグの(私にとっての)欠点を全てカバーしているバッグを手にしたわけですが、実は気になっていた点が1つだけあります。
このように裏地がなく、中に入れたものに革の繊維くずがついてしまうことです。
(裏地がないことで、そのぶん軽量になっていたり、革の香りを楽しめたりと、メリットもあるのですが……。)
実はこれは購入前から想定しており、別途バッグインバッグを購入して入れて使えば良いかなと思っていたのです。ただ、「これだ!」と思えるバッグインバッグが見つからなかったのです(細かく分かれているタイプではなく、シンプルな巾着のようなものを探していました)。
ちょうど良いものがないなら作ってしまおう!
たまたま自宅にあったノベルティーのトートバッグのサイズ(幅)が白トートに近かったので、これをアレンジしてインナーバッグにすることにしました。
簡単にですが、手順を説明しますね。
だいたいこのくらいの高さにしたいというところで折り目をつけてその直下に布用の両面テープを貼ります(何度か試しに折った後があってわかりにくくてすみません…)。裏側も同じように貼ってください。ちなみに、この両面テープが芯材のような役割を果たしてくれ、しっかりとしたインナーバッグになります。
ちなみに私が使っているのはこちらの両面テープ(幅20mm)です。
両面テープを貼り終えたら、その位置で折り返し、爪でしっかりと跡をつけます。また、こちらの肩紐は不要なのでハサミでカットします。今回私が使ったトートバッグの場合、特に何も処理をしなくてもほつれてきませんでしたが、気になるようでしたらテープで留めておくとよいと思います。
その後、ゆっくりと両面テープを剥がして手で圧着します。
こんな感じで最初の部分を剥がして折り曲げておき、上から手で押さえ圧力をかけながらゆっくりと引き抜いていくとシワが寄らずに綺麗に仕上がります。
最後にマチの部分を処理します。
上の写真のようにマチの部分をとって両面テープで固定します。今回はレザートートのマチが約8cmだったので、インナーバッグのマチはもたつかないように6cmにしました。また、マチの三角形の部分は下(底部分)に折り返す方が一般的ですが、今回はレザートートのマチの処理が上側に折り返す形になっていたので合わせてみました。
完成するとこんな感じになります。紐を切った部分が少し目立ちますが、インナーバッグとして使用すると内側になるため問題ありません。
実際にレザートートに入れてみるとこんな感じに。今回、外からは見えにくい高さにしたので、覗き込まない限り、インナーバッグが入っていることは外からはわかりません。
長くなってしまいましたが、ここまでお読みいただきましてありがとうございました
ときに「これだ!」と思っても、実際はしっくりこないこともある。
思い描いた理想のアイテムが手に入らないこともある。
でも、こうやって試行錯誤やさまざまなプロセスを経て「お気に入りにしていく」のがなんだかんだ言って私は好きみたいです。